遊具創りへの想いをご紹介！・・

遊具創りの想い　～　オリジナルの夢を持った子どもに育ってほしい　～　Ｎｏ．１

「遊景空間・創」は、 既存のものに頼らない「遊び」と、オリジナルの「夢」を真剣に考える制作集団です。

　本当によく遊ぶ子どもはよく学ぶ。今学ばなくともやがてはきっとよく学ぶ。」　・・・戦前から戦後にかけ、「生徒のための生徒による教育」を終始一貫して唱え続け、生活に根差した教育」に人生をささげた教育者、野村芳兵衛の言葉です。
将来を背負って立つ子どもには、最高の教育を与え、健やかな成長を願うのは我々大人の誰もが同じではないでしょうか。子どもを巡る教育問題だけではなく、社会問題・食の不安・環境問題などが次々に露呈する昨今、その思いはなおさらです。
そんな中で、子どもにとって一番の「仕事」であり、「教育」でもある「遊び」を果たして私たちは深く考え、常により良いものを提供しようと模索しているでしょうか？　社会を学び、人間関係を学び、人の心や痛みを学び、自然を学ぶ最高の学習である「遊び」。「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」という有名な本がありますが、確かに脳の根幹である「ハードウェア」は、幼少期に形成されてしまうともいわれています。
そんな大切な時期の子どもだからこそ、決して「手取り足取り」でなく、子どもたち自らが考えて、ルールを作り、オリジナルの夢を育てられる遊具環境を提供したい、というのが私ども「遊景空間・創」の願いなのです。
既存のキャラクターに頼らず子どもたちがそれぞれの物語を作り、夢を育むことが、子どもの明るい未来を作っていくものだと私どもは信じています。