遊具の材料と施工 のご紹介!・・

気をつけてね

園庭遊具 遊具の材料と施工について ~ No.2

当社が製作する遊具の使用材料と施工方法について説明しています。

・どこにもない遊具で遊ばせてあげたい!

※ 耐久性のある素材を使い、安全には細心の注意払って工事を行っています。

・園庭遊具の使用材料と遊びの要素

 遊具施設を構成する材料は一般の建築材料として用いられる色々な素材の中から選択しています。使用材料の特性・物性・耐久性を理解した上でそれぞれの適材を適所に生かした遊具製作を行っています。遊具施設に使用する構造材は木材を使用しています。木材は強度と加工性に優れ、子どもたちの体には柔らかな感触と温かい質感を持った素材だと理解しています。生きている素材ゆえに設置後の経年劣化による手入れが必要になります。
 主要構造材料の木 材は主に南洋材のハードウッド(広葉樹)。イペ材・バツ材・ウリン材など高耐久性木材を使用しています。 この木材は防腐処理薬剤を使用せずに20年以上の耐腐食性を持っています。

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※ あそびの要素のご紹介。このほかにもいろいろな遊具を製作することができます。ご相談ください。

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※ 園庭遊具の施工方法。一般的な園庭工事の参考例です。

 追加ミニコラム ≪ 木の実力をもう一度考えましょう ≫
 遊景空間・創」は、「木材の遊具」にとことんこだわってまいりました。それは、鉄やプラスチックにはない魅力が、木にはたくさん秘められており、子どもの健やかな成長に欠かせないものだと確信しているからなのです。耐久性の面で、あるいはメンテナンスが大変そうで・・・と思われる方も多いかもしれません。しかし、意外や意外、鉄よりもプラスチックよりも強く、熱や炎にも負けず(諸条件による)、なんといっても暖かい「木」の魅力を、ぜひ知っていただきたいと思います。
木材の魅力
 ① 軽くて強い木材・・鉄やコンクリートに比べ弱いと思われがちな木材ですが、実は、木材は繊維がパイプ状に複雑な構造をしているため、とても丈夫な素材なのです。その上重量が軽いので、構造用材料に適しているのです。
 ② 熱や炎に強い木材・・木材は燃えやすく、熱に弱いという印象があります。鉄などは炎に当たると強度が急激に低下するのに比べ、木材はそのようなことはありません。また、柱などは30分ほど燃やしても、変化するのは外側だけで、中までは燃えないという実験結果が出ています。
 ③ 木材が「暖かい」理由・・鉄やコンクリートが「冷たく」感じるのは、「熱伝導率」が高いからです。木材の熱伝導率は鉄の400分の1と大変小さく、熱を伝えにくい素材のため、触れたときに暖かいと感じることができるのです。
 ④ 弾力性に富んだ木材・・木材には適度な弾力性があり、衝撃を吸収する働きを持っています。歩行時や運動時にかかる足への負担を軽減し、転倒時にもケガをしにくいという利点をもっています。
 ⑤ 紫外線に強い木材・・木材は人体に有害な紫外線を吸収し、温かみを感じさせる波長の赤外線を反射します。また、表面の凸凹が光を適度に拡散させるため、まぶしさを抑えることができます。木目の感覚や濃淡の変化ともに、見る人に自然で心地よい刺激を与えることができるのです。
 ⑥ 木材の「香り」による効果・・木の香り、「フィトンチッド」と呼ばれる精油成分には、イライラを軽減させ、リラックスな状態を作り出すといわれてています。